スピーカー音質比較 JBL Authentics 300
00:00 動画冒頭
00:08 JBL Authentics 300
02:06 SONY SRS-XG300 (MEGA BASS モード ON)
04:06 SONY SRS-RA5000
06:06 JBL CHARGE5
08:06 Anker Soundcore Motion X600 (空間オーディオ OFF / BassUp ON)
10:07 Marshall Middleton
12:07 Sonos Era 300
◆◆ 課題曲
Norah Jones 「Sunrise」 (ノラ・ジョーンズ 「サンライズ」)
今回は、bluetoothスピーカーのなかでも、出力の大きい重量級が多いので、
いつもより、ボリュームを1段上げて、音量を揃えています。
◆◆ 評価
JBL Authentics 300
※ bluetoothの反応が遅いため、冒頭、すこし音が欠けています。
Bluetoothで接続。 全音域で厚く、とにかく低音が重厚。 変に低音の強調をしない、自然な音なのに、測定してみると、音圧が、かなり強く出ており、質感を持った音を出すスピーカーであることが分かる。 ただ、高音が抜けず、こもった印象もあり、この曲については、イコライザで調整したほうが良さそう(筐体上部に、音質調整のダイヤルがあるので、調整しやすいのも、長所)。 最大の問題は、bluetoothの反応の遅さで、この曲も、0秒から音が出る為、10回やって10回、冒頭の音が欠ける (Airplayのほうが、少しマシだが、同様)。 どんなに音が良くても、曲の冒頭が欠けるのは、無線スピーカーとして、致命的では…。 今後、システムのアップデート等で、改善されるかどうか。
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SONY SRS-XG300 (MEGA BASS モード ON)
低音重視の音質。 MEGA BASSモードをONにしていることもあり、低音に迫力があるが、とにかく高音が抜けないので、音のこもりばかり目立つ。 ここ数年、SONY の bluetoothスピーカーは、音がこもる傾向が強いが、そのなかではマシなほう、という言い方しかできず。 低音や、音の迫力にこだわるのは良いとして、実売 25000円前後するスピーカーで、宣伝文句に”クリアでバランスの取れた音質”という文言がある以上、この、くぐもったボーカルの音質は、不満が残る。
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SONY SRS-RA5000
冒頭の低音からして、厚みがあり、良い雰囲気。 ボーカルを強調せず、全体の楽器の音色の中で、ボーカルを出す印象。 それでいて、スピーカーユニットが上向きなのが、功を奏しているのか、ボーカルは埋もれず、全体的に、バランスの取れた音を出す。 ただ、声がこもる、というほどでは無いが、明快とも言えず、間奏のピアノも、他のスピーカーと比べて、かなり丸く出る。 360度、音が出るタイプのスピーカーとしては、音質は良く、部屋中で、水準以上の音で聴けるのは、確かだが、かなり高価(実売 70000円ちかく)なので、使う人や、シチュエーションを選びそう。
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JBL CHARGE 5
他のスピーカーの出力と差があるので、今日は、いつもより、ボリュームを上げて、再生。 低音の迫力は、スピーカーユニットの大きい、大型bluetoothスピーカーに一歩譲るが、ボーカルを中心に、バランスの取れた音質。 ボーカルを含め、全体的に、やや音がこもる印象はあるものの、打楽器のリズムは、しっかり鳴り、ボーカルも主役。 同価格帯の小型スピーカーと比較すると、安定感のあるスピーカーだが、やはり、価格帯が上の、スピーカーと比べてしまうと、筐体の小ささのわりに、健闘はしているが、同じ音量だと、やや、分が悪い。
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Anker Soundcore Motion X600 (空間オーディオ OFF / BassUp ON)
筐体が一回り大きいこともあって、「JBL CHARGE5」より、音の出方に、すこし余裕あり。 ”BassUp ON”が効果を発揮し、低音が響きつつ、中音域で、ボーカルを、きわだてて鳴らす。 曲の節々で、ボーカルを、良い質感で出すことは有るものの、ボーカルを強調する音質調整のわりに、さほど、高音が抜けないので、声の質感が良い、という印象では無い。 どんなジャンルでも、無難にこなすスピーカーではあるが、ボーカルを強調するあまり、音質調整された人工的な音っぽさを感じる。
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Marshall Middleton
冒頭の、ウッドベースの音が雰囲気良し。 が、ボーカルが入ると、高音が抜けないぶん、より、声がこもった印象を受けてしまう。 ピアノも、フィルタがかったような音で、奥から聞こえ、この曲向きの、スピーカーでは無い印象。 曲によって、当たりはずれのあるスピーカーだが、ギターやベース中心の曲だと、渋い音が出ることが多いので、そのあたりでも、マーシャルの武骨っぽさが出ているかも。 女性ボーカル曲より、ロック向きのスピーカー。
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Sonos Era 300
音域が広く出て、高音の抜けも良く、大型bluetoothスピーカーの中では、ボーカルが、クリアに出て、聞きやすい。 低音は、重低音を売りにしている、JBLやSONYほどでは無いが、バランス良く出てる。 やや、音に偏りはあるが、ボーカル曲を聴くなら、今回比較したなかで、この「Sonos Era 300」が、一番、気持ち良く聞けた。 間奏のピアノは、くぐもるが、他のスピーカーほど、奥まってはいないので、ギリギリ及第点。 最初に選曲したとき、曲の冒頭が欠けるが、改めて選曲すると、ちゃんと再生されるのは(当たり前なのだが)、基本性能も「JBL Authentics 300」より上。 音が立体的で、従来のbluetoothスピーカーと、音の鳴らし方が違うので、いろんな曲を流してみたくなるスピーカー。
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【 結論 】
この中だと、「JBL Authentics 300」が、トップ。
次点で、「Sonos Era 300」「SONY SRS-RA5000」
「JBL Authentics 300」は、音に厚みあり、声の質感も良く、
それでいて、ボーカルがクリアに聞こえ、
あいかわらず良い音質ですが、bluetoothの反応が、やや遅く、
0:00 から、音が出る曲は、
この曲だけ選曲しても、前の曲から続けて流しても、
曲の冒頭が、一瞬、欠けるので、要注意。
◆◆ 雑記
新しいスピーカーが多いと、いつもの課題曲?で、録音するのにも、
Youtube に出すまでの、周期が長くなってしまいますが、
24時間、音を出して平気な部屋なら、一日に何本も、動画が出せるはず。
しょっちゅう書いてますが、引っ越したいなぁ… (^^;
「JBL AUTHENTICS 300」 メーカー公式コメント
・ 優れたサウンドと先進の機能
部屋いっぱいのサウンドを。25mmのツイーターが音楽の細部を引き出し、フルレンジの133mmウーファーとダウンファイヤリング方式165mmパッシブラジエーターが深い低音を実現します。これらの高品位なオーディオパーツによって、あらゆる種類の音楽を完成されたオーディオバランスで再生することが可能です。
・ 伝統にインスパイアされたデザイン
JBL Authentics 300は、由緒あるJBLの歴代のデザインからインスピレーションを得た象徴的なスタイルを採用し、あらゆる部屋でインテリアと共存するポータブルワイヤレススピーカーです。あらゆる空間をいとも簡単にJBLサウンドで満たすことができます。また、スピーカーの高品位アルミニウム製フレームから、アルミ製ハンドル、カスタムメイドのレザー調のエンクロージャー、Quadrexグリル、そして底部に隠れたパッシブラジエーターに至るまで、細部までこだわって作り込まれています。
・ 持ち運べる内蔵バッテリー
充電式バッテリーを内蔵し8時間の再生が可能、キャリングハンドルもあるので、どこでも手軽に本格サウンドを楽しめます。
■ Wi-Fi接続と「JBL ONE」アプリによる新次元のオーディオ体験
最新のWi-Fi 6に対応した、5GHz帯と2.4GHz帯のデュアルバンドWi-Fi と新たに独自開発した「JBL ONE」アプリにより、インターネットを介して世界中の音楽やインターネットラジオへアクセスし、簡単かつ高品位な再生が可能になりました。また、音楽だけでなく、ニュースや天気予報、ポッドキャストなどの音声情報に加え、内蔵マイクを使って音声アシスタントに話しかけることができるなど、ただの音楽再生機器にとどまらない新次元のオーディオ体験を提供します。
<「JBL ONE」アプリの特徴>
● 高音質と利便性の両立
Wi-Fi 6の最大ビットレートは9.6 GbpsとBluetoothと比較すると数千倍近いデータ量を一瞬にして伝送することが可能です。そのおかげで、ハイレゾ音源のような高精細且つ大容量の音源も余裕をもって同時に複数のデバイスへと伝送することが可能です。
■ コンパクトボディに本格的なステレオ構成を採用したJBLプロサウンド
特徴的デザインのグリルカバーの背後には左右2基のツイーターと大口径のウーファーを搭載した本格的なステレオ2ウェイ構成を採用しています。さらに、本体底面から下向きに配備したダウンファイアリング方式の大型パッシブラジエーターを搭載することで、設置面の床から部屋全体へと広がるような重低音を実現します。
クリアーで芯のある力強いボーカルと豊かでキレのあるベースサウンドからなるJBLのプロサウンドをご家庭でお楽しみいただけます。
■ Bluetooth、3.5mm入力も装備し外部機器との接続が可能
Bluetooth接続にも対応しているため、即時的に音楽を楽しみたい場合やWi-Fi環境外での使用も可能です。また、レコードプレーヤーなどの外部機器とも接続できるよう3.5mm入力も装備しています。
◆◆ 注意書き
2023年1月より、特に注意書きの無いかぎり、生活ノイズ低減のため、
音声フィルタを、かましています。
2021年7月6日より、動画の音量が上がっています。 ※ ボリューム注意
動画は、良さげなヘッドフォンで、聞いてください。
スマホのスピーカーや、安いイヤホンだと、全部、同じ音に聞こえます。
「賃貸アパートで、流せる音量」に、こだわって、比較しています。
(実際は、大きな音を出せないだけ)
スピーカーによって、音の大きさが違って聞こえますが、
できるだけ音量が同等になるよう、測定しつつ、録音をしています。
聞こえ方の違いは、実際に聞こえる”音質”の違い、と、考えて良いかと思います。
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